スッキリ解決!実印のサイズ徹底解説【実寸サイズ表付】
2017/05/05
実印をいざ購入しよう!と思っても、どんなサイズがあるのか、一般的にどのサイズの実印が選ばれているのか分からず悩む方が多くいらっしゃいます。
ここでは、法令で決められている実印のサイズ、一般的な男女別のサイズ、大きさによる値段の違いなど、実印のサイズについて幅広い視点から解説していきたいと思います。
目次
実印のサイズは条例で決められている
※この画像は実物大ではありません
印鑑登録をするための実印のサイズは、各市区町村の「印鑑条例」によって決められています。
・一辺の長さが8ミリの正方形より大きく
・一辺の長さが25ミリの正方形に収まる大きさ
決められているのは押印したときの印影の直径のみで、印鑑の(持つ部分の)長さは自由です。
文具店や印章店で売っている普通の印鑑なら印鑑登録できるサイズのものがほとんどです。
一般的な実印のサイズ
実印に向いている印鑑の直径サイズは、13.5mm~18.0mmです。
はんこ屋さんや印章店で売られている印鑑は一定サイズの直径で揃えられています。
個人の印鑑の直径のサイズは、10.5mm、12.0mm、13.5mm、15.0mm、16.5mm、18.0mmと1.5mm刻みで大きくなります。
実印はフルネームで彫刻することが多く、たくさんの文字を印面に入れる必要があります。
そのため自然と大きな直径の印鑑で実印を作ることになります。
10.5mmや12.0mmの印鑑でも実印を作成することはできますが、姓か名どちらかのみの彫刻になります。
また、実印は不動産や車の売買などの大きな取引で使用することが多いため、一般的に堂々とした印象を与える大きな直径のものが好まれるようです。
実印の大きさで値段は変わる
実印の直径が小さいほど値段は安く、直径が大きいほど値段は高くなります。
各販売店によって異なりますが、一般的な本柘実印の価格は一番小さい直径の13.5mmで3,300円。
一番大きい直径の18.0mmでは6,200円、と価格に約2倍の開きがあります。
「実印が必要だけど、今は実印にお金をかけたくない」という方もいらっしゃるでしょう。
特に未成年の方やフレッシャーズの方は実印にお金をかけられないことも多いものです。
そんなときは、出費をおさえるために小さな直径の実印を選ぶのもアリです。
お金に余裕がないのに無理をして高い実印を買う必要はありません。
将来、自分の持っている実印に不満が出てきたら、そのときにまた自分にふさわしい実印を作ればよいと思います。
男女別の実印サイズ
一般的に男性の方が女性より大きなサイズの実印を持つことが多いです。
男性の実印のサイズは、標準で15.0mm・16.5mm、大きめで18.0mmのサイズが一般的です。
女性の実印のサイズは、標準で13.5mm・15.0mm、大きめで16.5mmのサイズが一般的です。
自分に合ったサイズの実印を!
一般的な男女別の実印の大きさを紹介しましたが、今は多様な働き方や価値観のある時代です。
女性でも、バリバリ働くキャリアウーマンの方が「もっと頑張るぞ!」という気持ちを込めて18.0mmの実印を作っても全く問題はありません。
また、男性でも「なるべく安く実印を作成したい」という方は13.5mmの実印を作ってもよいでしょう。
人生の主役はあなたです!
実印は大切な場面であなたをサポートする道具に過ぎません。
また、実印は何度でも変更することができます。
自分が一番納得できる基準で実印を選んでもよいのではないでしょうか?
女性の実印 結婚前・結婚後
女性は結婚すると姓が変わることが多く、未婚の女性が実印を作成するときは名前のみで作成することがあります。
名前のみの実印なら、結婚後も変わらずに実印を使い続けることができます。
名前のみなら彫刻する文字数が少なくなるので、小さな直径の印鑑で実印を作ることもできます。
名前の文字数による実印のサイズ
フルネームを彫刻した実印を作るとき、姓が4文字以上の名前(武者小路さん、勅使河原さんなど)の人は大きな直径の印鑑で作る必要があります。
印鑑の直径の大きさに対して彫刻できる文字数が決まっているからです。
小さな直径にたくさんの文字を無理に彫刻しても、文字が潰れて読めなくなってしまいます。
また、逆に名前の文字数が少ない名前(林さん、関さんなど)の人の場合、自由な大きさで実印を作成できますが、大きな直径に少ない文字を彫刻するとバランスが良くない場合もあります。
名前の文字が極端に多い・少ないときは、作成前に販売店に相談することをおすすめします。
インターネットの印鑑ショップでも、今はほとんど全ての店が作成前にシュミレーションやデザインの校正サービスを行っているので、安心して注文することができます。
実際の実印のサイズを確認する
実印に向いている印鑑の直径サイズを言われても、実際の大きさを見てみないとピンとこないという方も多いと思います。
ネットの印鑑ショップのレビューでも、届いた印鑑の大きさが思っていたイメージと違ったという意見もよく目にします。
実際の印鑑がなくても、印面の直径サイズが確認できるようにしました。
PDFファイルをダウンロードし、拡大縮小せずに印刷すると実際のサイズが確認できます。
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