印鑑証明の簡単な取り方【6つの方法】
2017/06/23
印鑑証明は市役所(区役所)の窓口でしか取ることができないと思われがちですが、それ以外にも色々な方法があります。
市役所をはじめ、コンビニ、駅前、ショッピングセンターなどで簡単に取ることのできる方法を紹介します。
ただし、印鑑証明は郵送で取ることはできません。
目次
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市役所(区役所)での印鑑証明の取り方
印鑑証明を取る場所として一番良く知られているのは市役所(区役所)です。
ただし、どこの市役所でもよいというわけではなく、印鑑登録をした市役所でないと印鑑証明を取ることはできません。
一部の都市(大阪市、京都市など)では、市内のどの区役所や出張所でも印鑑証明を取ることができます。
市役所(区役所)の交付で必要なもの
印鑑証明を取るときは必ず印鑑登録証・印鑑登録カードを持参します。
印鑑登録証・印鑑登録カードがなければ、どのような理由があっても印鑑証明を取ることはできません。
- 印鑑登録証・印鑑登録カード
- 本人確認書類※(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証など)
- 発行手数料:1通あたり150~350円
※自治体によって必要な場合があります。
印鑑証明発行までの手続き
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- 窓口にある「印鑑登録証明書交付申請書」に必要事項
・印鑑登録者の住所
・氏名
・生年月日等
を記入します。 - ※上記の必要事項を正しく書けない場合は印鑑証明が発行されません。
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- ・記入した印鑑登録証明書交付申請書
・印鑑登録証(印鑑登録カード)
・本人確認書類
を持参して窓口で印鑑証明発行の申請をします。
出張所などでも印鑑証明を取得できる
印鑑登録した市役所(区役所)の出張所や支所、サービスコーナーなどでも印鑑証明を取得することができます。
必要なものや手続きは市役所(区役所)での申請と同じです。
出張所の開設日や開設時間は市役所(区役所)と異なることがあるので、各市区町村のホームページ等で確認しましょう。
自動交付機での印鑑証明の取り方
「証明書交付」機能の利用登録をした印鑑登録カードや市民カードなどを持っている場合は、自動交付機で印鑑証明を取得することができます。
※自動交付機を設置していない自治体もあります。
自動交付機の交付に必要なもの
- カードタイプの印鑑登録証・市民カード
- 発行手数料:1通あたり150~350円
(千円以外の紙幣が使えない交付機もあるので小銭を用意しましょう)
自動交付機のメリット
- 交付請求書を書く必要がない
- 本人確認書類の提示が不要
- 窓口での交付より発行手数料が(50~100円程度)安くなる場合がある
- 市役所(区役所)が閉庁している時間や土日でも証明書を取ることができる
- 駅やショッピングセンターなどの便利な場所に設置されていることが多い
自動交付機を使用する際の注意
- 利用時間が設置場所によって異なる
- メンテナンス等で利用できない日がある
- 暗証番号を何度も間違えて入力すると使えなくなる場合がある
自動交付機の設置場所や利用時間は自治体のホームページ等で確認しましょう。
コンビニでの印鑑証明の取り方
個人番号カード(マイナンバーカード)を利用して、全国のコンビニエンスストアで印鑑証明が取得できます。
コンビニのメリットは何といっても5分前後で印鑑証明の発行が終わること!
便利で早いので一番おすすめの方法です。
→ 実際にコンビニで印鑑証明を発行した方法はこちら
コンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機(タッチパネル式の多機能端末)を使用して、自分で印鑑証明を取ることができます。
自分の住んでいる市区町村がコンビニ交付サービスを提供しているかこちらから確認できます。
→ 利用できる市区町村(地方公共団体情報システム機構)
コンビニ交付に必要なもの
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 発行手数料:1通あたり150~350円
コンビニ交付のメリット
- 土・日・祝日も午前6時30分から午後11時まで利用可能
- 5分前後で発行が完了する
- 全国の対応コンビニで印鑑証明を取得できる
- 窓口での交付より発行手数料が安くなる場合がある
コンビニ交付を使用する際の注意
- メンテナンス等で利用できない日がある
年末年始(毎年12月29日から1月3日まで)とメンテナンス日 - 暗証番号の入力を3回以上間違えるとカードにロックがかかる
- コンビニのコピー機を使い慣れていない人、機械の操作に不慣れな高齢者は窓口を利用したほうがよいかもしれません
印鑑証明を電話予約して取る
一部の自治体では、平日に市役所(区役所)に行くことのできない人のために、電話で印鑑証明発行の予約を受け付け、夜間や休日に交付する電話予約制度を導入しているところがあります。
予約のときに印鑑登録番号を確認するので、必ず印鑑登録番号がわかる状態で予約しましょう。
電話予約の交付(受け取り時)に必要なもの
- 印鑑登録証・印鑑登録カード
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証など)
- 発行手数料:1通あたり150~350円
印鑑証明を郵便局で取得する
地方公共団体の委託を受け、印鑑証明を郵便局の窓口で交付している郵便局もあります。
※この方法では、印鑑登録した本人以外は印鑑証明を取ることができません。
郵便局での取得に必要なもの
- 印鑑登録証・印鑑登録カード
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証など)
- 認印
- 発行手数料:1通あたり150~350円
印鑑証明の電子申請
一部の自治体では、印鑑証明をパソコンなどからインターネットで請求することができます。
申請はパソコンから行えますが、印鑑証明を受け取るために市役所(区役所)に行く必要があります。
自治体によって利用条件がかなり異なりますので、自治体のホームページ等で確認してください。