印鑑証明を代理人が取る方法3つ
2017/03/27
仕事などで印鑑証明を取りに行く時間がないときは、家族などに代理で印鑑証明を取ってもらうことができます。
また、最近ではコンビニで印鑑証明が交付されるようになりました。
昼休みや空いた時間に手軽に自分で印鑑証明を取ることが可能です。
代理で印鑑証明を取る方法と最寄りの自動交付機やコンビニで印鑑証明を取る方法を紹介します。
目次
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印鑑証明を代理で取るときに必要なもの
印鑑証明を本人・代理人どちらが取る場合にも印鑑登録証は絶対に必要です。
印鑑登録証がなければ印鑑証明は発行してもらえません。
- 印鑑登録証(カード)
- 代理人の本人確認書類 ※1(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証など)
- 代理人の認印 ※2
- 発行手数料:1通あたり150~350円
※1・2 自治体によって必要になる場合があります。
印鑑証明を取るときは委任状は不要
印鑑証明を代理人が取るときに委任状は必要ありません。
その理由は、代理人が印鑑登録した本人から印鑑登録証を預かっているという行為自体が印鑑証明の取得を委任されているとみなされるからです。
委任状が必要になるのは代理人が印鑑登録をするときです。
印鑑証明を代理人が取るときは、市役所(区役所)窓口に提出する申請書に登録者の生年月日、住所及び氏名を正確に記入することに気をつけましょう。
印鑑証明を代理人が取る手続きの流れ
-
- 登録者が代理人に
・印鑑登録証(カード)
を渡します。
そのとき、氏名・住所・生年月日を伝えます。 - ※印鑑登録者の住所・氏名・生年月日等を代理人が正しく書けない場合は印鑑証明が発行されません。
-
- 代理人が、窓口にある「印鑑登録証明書交付申請書」に代理人の氏名・住所と印鑑登録者の
・印鑑登録者の住所
・氏名
・生年月日等
・代理人の認印
を記入・押印します。
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- ・記入した印鑑登録証明書交付申請書
・印鑑登録証(カード)
・代理人の本人確認書類
を持参して窓口で印鑑証明発行の申請をします。
代理人による自動交付機の交付とコンビニ交付
自動交付機やコンビニで印鑑証明を取る方法は、面倒な申請書の記入や本人確認書類の提示が不要です。
カードを持参して暗証番号さえ正しく入力できれば本人・代理人関係なく、誰でも印鑑証明を取得することができます。
市役所(区役所)窓口よりも開設時間が長く便利な半面、簡単に不正に印鑑証明を取得されてしまうリスクも高い方法です。
自動交付機で使えるカードは印鑑登録カードや市民カードなどです。
コンビニ交付ではマイナンバーカードか住民基本台帳カードが使用できます。
自動交付機やコンビニで印鑑証明を取るには、カードに4ケタの暗証番号が登録されていなければなりません。
したがって、代理人にカードに登録した暗証番号も教える必要があります。
本当に代理人にカードを渡して暗証番号を教えても問題がないか、よく考えてから代理取得を依頼しましょう。
また、3回連続で暗証番号を間違えるとカードにロックがかかり使えなくなってしまいます。
再び使用するためには、印鑑登録者本人が市役所(区役所)窓口で暗証番号を設定し直す必要があります。
自動交付機での印鑑証明の取り方
4桁の数字の暗証番号を登録した印鑑登録カードや市民カードなどを持っている場合は、自動交付機で印鑑証明を取得することができます。
※自動交付機を設置していない自治体もあります。
自動交付機の交付に必要なもの
- カードタイプの印鑑登録証
- 発行手数料:1通あたり150~350円
(千円以外の紙幣が使えない交付機もあるので小銭を用意しておく)
コンビニでの印鑑証明の取り方
マイナンバーカード(個人番号カード)を利用して、全国のコンビニエンスストアで印鑑証明が取得できます。
コンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機(タッチパネル式の多機能端末)を使用して、便利に印鑑証明を取ることができます。
コンビニ交付に必要なもの
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 発行手数料:1通あたり150~350円